騒音

    ■東京地裁仮処分決定

噴水で遊ぶ子どもの声が「騒音」となるとして、公園の噴水の運転停止を命じた決定が、平成19年10月1日に出されました。
西東京憩いの森の噴水の近くに住む女性が、
「水遊びをする子供達の声が苦痛をもたらす。」
として、騒音差止めの仮処分を申し立てたのに対し、西東京市側は、
「子供の遊ぶ声を騒音として捉える感覚が問題」
と反論していたが、裁判所は、
「騒音は受忍限度を超える」
として、防音対策を取るまで、噴水の使用を禁じる決定を出しました。

大阪府下では、農道工事の騒音で競走馬が驚いて怪我をするなどし、牧場経営ができなくなったとして、工事を発注した、「行政法人 緑資源機構」などに工事の差し留めと、休業補償を求める訴えを大阪地裁に起こしています。

大阪府条例、市条例等による特定建設作業届の規制基準値
・振動の大きさに係わる基準値75dB
・騒音の大きさに係わる基準値85dB
・国土交通省、低振動型建設機械の指定基準値 55dB (バックホウ)
・西東京市の騒音の大きさに係わる基準値 50dB (子どもたちの遊び声の騒音は60dBでした)

生活の発展と共に住宅が増え、その関係で建設産業の騒音、振動が環境問題の高まりから規制基準値内であれば、住民に被害を与えないと取りがちでありますが、大きな間違いでありましょう。
高齢化と共に、西東京市のように、心臓病などで自宅療養されている場合、また騒音により、競走馬に被害が発生したら、規制基準値を守れば済むものではなく、騒音、振動は深刻な問題です。
建設業界、工場等の騒音、振動被害は、法的な問題と発展します。

規制基準値内でも、ひとそれぞれ体に感じる苦痛、心身にもたらす被害は格段の差があります。

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